MCP サーバー連携(Claude / Cursor / VS Code)
Model Context Protocol (MCP) に対応 した公式サーバー reportflow-mcp を提供しています。Claude Desktop / Claude Code / Cursor / VS Code などの MCP 対応 AI クライアントから、自然言語で Re:port Flow テンプレートを呼び出して PDF を生成できます。
- ホスト型エンドポイント(npm 不要):
https://mcp.re-port-flow.com/mcp - Claude のコネクタディレクトリ: Claude アプリの ディレクトリ → コネクタ に Re:port Flow として掲載(コミュニティコネクタ)
- npm:
reportflow-mcp - ソース: github.com/re-port-flow/reportflow-mcp
- MCP Registry:
io.github.re-port-flow/reportflow-mcp
なぜ Re:port Flow MCP か
帳票生成系の MCP サーバーは複数存在しますが、Re:port Flow MCP は次の 3 点で他のサーバーと差別化されます。
- リモート対応・セットアップ不要 —
https://mcp.re-port-flow.com/mcpにホスト型エンドポイントを提供しており、npm / Node.js のインストール無しで Claude.ai (Web) からそのまま接続できます。ローカル MCP サーバー(stdio)のみを提供する 他社の帳票 MCP サーバーと異なり、開発者でないビジネスユーザーでも使い始められます。 - ノーコード設計 + テンプレートマーケットプレイス — テンプレートはブラウザベースの GUI エディタ(Konva ベース)でノーコードに設計できます。さらに テンプレートギャラリー に請求書・見積書・領収書・納品書・レポートなどのフリーテンプレートが揃っており、AI エージェントは初日からそれらを呼び出して PDF 生成できます。テンプレートを作るために JSON スキーマを書く必要はありません。
- OAuth 2.0 + 動的クライアント登録 — AI クライアントに API キーを渡さない、OAuth 2.0(Authorization Code + PKCE)+ Dynamic Client Registration ベースの認証を採用しています。トークンはローカル実行時は OS のキーチェーン、リモートエンドポイント利用時はサーバー側で管理されます。要求するスコープは OAuth と権限(スコープ) に明記しています。
できること
- 「Acme 社向けに合計 ¥33,000 の請求書を作って」のような自然言語から PDF を生成
- テンプレートを 1 件も持っていなくても、公開テンプレートギャラリーを検索してワークスペースへ複製し、そのまま PDF 生成 まで到達
- ワークスペースのデザインとパラメータスキーマを MCP Resources として AI に直接公開
- 複数 PDF を一括生成し ZIP で受け取り
- 出力ファイルを、AI クライアントが現在開いているワークスペースフォルダに保存
動作要件
- Node.js 18 以上(
npx実行時に自動取得) - 初回ログイン時にブラウザを開ける環境(ローカルマシン推奨)
- Re:port Flow アカウント
上記は ローカル実行(npx) の場合の要件です。リモート(ホスト型)サーバーを使う場合は Node.js のインストールやローカルのブラウザ/キーチェーンは不要で、必要なのは Re:port Flow アカウントと、リモート MCP に対応した AI クライアントだけです。
セットアップ
接続方法は 3 通りあります。用途で選んでください。
| 方法 | 向いているケース | 生成物の受け取り方 |
|---|---|---|
| コネクタディレクトリから追加 | Claude を使っていて、設定ファイルを触りたくない | ダウンロード URL |
| リモート(ホスト型)サーバー | Claude 以外のリモート MCP 対応クライアント、URL を直接指定したい | ダウンロード URL |
| ローカル実行(npx) | 生成した PDF をローカルのワークスペースフォルダに保存したい | ローカルファイルパス |
ファイルをローカルに自動保存したい場合のみ ローカル実行(npx) を選んでください。それ以外は Node.js の導入が不要なリモート接続で十分です。
Claude のコネクタディレクトリから追加する(最短)
reportflow-mcp は Claude のコネクタディレクトリに掲載されています。Claude を使っている場合は、エンドポイント URL を手入力せずにここから追加できます。
- Claude を開き、設定 → コネクタ(または画面内の ディレクトリ)を開く
- コネクタ タブを選び、検索ボックスに
Re:port Flowと入力する - 一覧の Re:port Flow を選び、追加 / 接続 を押す
- ブラウザで OAuth の同意画面が開くので、サインイン → ワークスペースを選択 → 許可
接続後は、そのまま「請求書テンプレートで Acme 社向けに合計 ¥33,000 の PDF を作っ て」のように依頼できます。要求されるスコープは OAuth と権限(スコープ) を参照してください。
ディレクトリ上の表示名は Re:port Flow、種別は コミュニティコネクタ です。掲載は、それ以上の認定・提携関係を意味するものではありません。
ディレクトリに見つからない場合や Claude 以外のクライアントを使う場合は、次の 2 つの方法で URL を直接登録してください。
ローカル実行(npx・推奨)
Claude Desktop / Claude Code / Cursor
設定ファイル(.mcp.json / claude_desktop_config.json / ~/.cursor/mcp.json など)に以下を追加します。
{
"mcpServers": {
"reportflow": {
"command": "npx",
"args": ["-y", "reportflow-mcp"]
}
}
}
API キーや環境変数の設定は不要です。OAuth で認証するため、シークレット管理は AI クライアント側で行いません。
VS Code(MCP 対応ビルド)
VS Code は top-level キーが servers です(Claude / Cursor の mcpServers とは異なります)。.vscode/mcp.json に以下を配置してください。
{
"servers": {
"reportflow": {
"command": "npx",
"args": ["-y", "reportflow-mcp"]
}
}
}
リモート(ホスト型)サーバー
npm / Node.js のインストールは不要です。ホスト型エンドポイントに URL で接続します。Claude.ai(Web)やリモート MCP に対応したクライアントに適しています。認証はクライアント側のブラウザで OAuth(動的クライアント登録)が実行され、トークンはサーバー側で管理されるため、ローカルのキーチェーンは使いません。
エンドポイント:
https://mcp.re-port-flow.com/mcp
HTTP トランスポートに対応したクライアント(Claude Code / Cursor など)では、設定ファイルに以下を追加します。
{
"mcpServers": {
"reportflow": {
"type": "http",
"url": "https://mcp.re-port-flow.com/mcp"
}
}
}
VS Code(.vscode/mcp.json)では top-level キーが servers です。
{
"servers": {
"reportflow": {
"type": "http",
"url": "https://mcp.re-port-flow.com/mcp"
}
}
}
Claude Code の CLI では次のコマンドでも追加できます。
claude mcp add --transport http reportflow https://mcp.re-port-flow.com/mcp
Claude.ai(Web / Desktop)では、設定の Connectors(カスタムコネクタ) から上記 URL を登録してください。接続時にブラウザで OAuth の同意画面が表示されます。Claude を使っている場合は、URL を入力しなくても コネクタディレクトリから追加 できます。
リモートサーバーはユーザーのファイルシステムにアクセスできないため、生成した PDF はローカルのワークスペースフォルダには保存されず、ダウンロード用 URL として返されます。生成物をローカルへ自動保存したい場合は、ローカル実行(npx)を利用してください。
対応プロトコルバージョン
reportflow-mcp は、ローカル実行(stdio)・リモート(Streamable HTTP)どちらも単一のエンドポイントで複数の MCP プロトコルリビジョンに対応しています。
2026-07-28(現行仕様) — ステートレスなプロトコル。モダンなクライアントはserver/discoverでサーバーを検出し、セッションヘッダーを使わず、リクエストごとに_metaでプロトコルバージョンをやり取りします。- 2025 世代以前のリビジョン(
2025-11-25/2025-06-18/2025-03-26/2024-11-05/2024-10-07)— 従来のinitializeハンドシェイクを使うクライアント(Claude Desktop、Claude.ai のカスタムコネクタ、Cursor、ChatGPT、n8n など)との後方互換のために引き続き提供しています。
どちらのリビジョンで接続するかはクライアントとの自動ネゴシエーションで決まり、利用者側の設定は不要です。モダンなクライアントは server/discover で問い合わせ、レガシークライアントは従来どおり initialize を送信します。既存の接続方法・設定ファイルの書き方は本ページの内容から変わりません。
初回認証
クライアントを再起動した後、AI に次のように依頼します。
ReportFlow にログインして
ブラウザが開くので サインイン → ワークスペースを選択 → 同意 で完了です。アクセストークンは OS のキーチェーン(macOS Keychain / Windows Credential Manager / Linux libsecret)に保存され、自動でリフレッシュされます。
Linux で libsecret が利用できない場合は、$XDG_STATE_HOME/reportflow-mcp/ 以下に chmod 0600 のファイルとして自動的にフォールバック保存されます。
上記の手順はローカル実行(npx)向けです。リモートサーバーでは、クライアントが接続したタイミングで OAuth の同意フローが自動的に開始され、トークンはサーバー側で管理されます。AI への「ログインし て」という依頼や、ローカルのキーチェーンは不要です。
OAuth と権限(スコープ)
リモート(ホスト型)エンドポイントは OAuth 2.0(Authorization Code + PKCE)で保護されています。クライアント登録は Dynamic Client Registration(RFC 7591)で自動的に行われるため、Claude 側に API キーやクライアントシークレットを登録する必要はありません。
同意画面で要求されるスコープは次のとおりです。
| スコープ | 用途 |
|---|---|
openid / profile | サインインしたユーザーの識別 |
designs:read / designs:write | デザインの参照・更新 |
templates:read / templates:write | テンプレートの参照・更新 |
pdf:generate | PDF の生成 |
各スコープの詳細な定義は OAuth 2.0 認証 を参照してください(MCP サーバーは同じ認可サーバーを利用します)。
認可コードフローは PKCE(S256)必須、トークンエンドポイントの認証方式は none(パブリッククライアント)です。アクセストークンは refresh_token で自動更新されます。
サーバーは以下のディスカバリ文書を配信しています。接続できないときの一次切り分けにそのまま使えます。
| エンドポイント | 仕様 | 内容 |
|---|---|---|
/.well-known/oauth-protected-resource | RFC 9728 | 保護リソースのメタデータ(認可サーバーの所在・スコープ一覧) |
/.well-known/oauth-authorization-server | RFC 8414 | 認可サーバーのメタデータ(/authorize・/token・/register) |
/healthz | — | 死活確認。{"status":"ok"} を返す |
curl -s https://mcp.re-port-flow.com/healthz
curl -s https://mcp.re-port-flow.com/.well-known/oauth-protected-resource
curl -s https://mcp.re-port-flow.com/.well-known/oauth-authorization-server
使い方
1. 自然言語で PDF 生成
請求書テンプレートで、Acme 社向けに合計 ¥33,000 の PDF を作成して
AI は内部で以下を実行します。
list_templatesで利用可能なデザインを検索get_design_parametersでパラメータスキーマを取得- ユーザーの指示から
paramsを組み立て generate_pdf_syncで PDF を生成し、ローカルファイルパスを返す
2. テンプレート 0 件から始める(ギャラリー検索 → 複製 → 生成)
請求書を PDF で作りたい(テンプレートはまだ持っていない)
ワークスペースにデザインが 1 件も無い場合、AI は公開テンプレートギャラリーから候補を探して複製し、通常の生成フローへ合流します。
search_gallery_templatesでギャラリーを検索し、候補を提示(認証不要)- 必要に応じて
get_gallery_templateで詳細(説明全文・複製実績)を確認 - ユーザーが選んだテンプレートを
copy_gallery_templateでワークスペースへ複製 - 返された
designId/versionでget_design_parameters→generate_pdf_sync
複製先は OAuth の同意画面で選択したワークスペースに固定されており、ツールの引数で複製先を変えることはできません。また copy_gallery_template は呼ぶたびに新しいデザインを作成します(既存の複製は再利用されません)。